2021年12月17日(金)

広義キク属研究オンラインセミナーを開催しました

   多くの皆様にご参加いただきました。ありがとうございました。

講演タイトル:

 キクの種間交雑と開花生態に関する研究―43年間を振り返ってー

講演者:

   柴田 道夫 先生
   東京大学・農学生命科学研究科 名誉教授

【要旨】
演者は今から43年前の1979年に農林水産省に入省し、同省野菜試験場育種部花き育種研究室でキクの研究に従事し始めた。同研究室長であった川田穣一氏は欧米で施設における周年計画生産用に品種改良されたスプレーギクを1974年に我が国へ導入し、我が国における普及を図るとともに、スプレーギクのみならず我が国のキクにおいても、精度の高い開花調節を実現し、生産を安定化させるための研究を展開していた。今回のセミナーにおいては、演者が取り組んできたキクの種間交雑およびキクの開花生態に関する研究について紹介したい。

 

【問い合わせ先】
附属植物遺伝子保管実験施設 
TEL:082-424-2471
E-mail:shokui@hiroshima-u.ac.jp

担当:長島